Project M.I.R Orbiter〔プロジェクト エム・アイ・アール オービター〕とは

サンジゲンが得意とするセル調で表現された3DCGアニメーション作品が徐々に浸透する中、サンジゲン開発セクションは、次なるステージの映像制作を目指し中長期計画の研究開発プロジェクトを立ち上げました。
プロジェクト名「M.I.R Orbiter」※略称MIR〔ミール〕には、Orbiter(周回衛星)のようにアニメーション制作現場をぐるぐる回りながら様々な調査研究(many investigation research)を行い、素晴らしい映像表現に辿り着こう(marvelous inventions for rendering)という意図が込められています。
 
 
 
 
 
 

MIRの取り組み|別のソフトウェアも使ってみよう

何から何まで〔Autodesk 3ds MAX〕に頼り切りだったサンジゲンの3DCG制作。
もちろん3ds MAXも使いますが、将来的にもっと他のソフトウェアも使える様になった方が制作効率良いのでは…という事で、MIRでは新ソフトウェア(サンジゲンにとって)多数導入して検証中。
DCCツールで〔The Foundry MODO〕、服飾モデル作成に〔Marvelous Designer〕、景観作成に〔Vue〕、マテリアル作成で〔Substance Designer/Painter〕、樹木作成で〔Speed Tree〕…一度にこんなに導入して大丈夫か?( ̄Д ̄;;
<現在格闘中、その1>
 
 
 
 
 
 

MIRの取り組み|ゲームエンジンって使える?

『映像制作にゲームエンジンが使えるのでは』という話題がCG業界内で囁かれている昨今、「ハイエンドゲームの映像ってプリレンダと見分けつかないよね」とか、「レンダリング速いからレンダーファームのコスト削減出来るのでは」等
じゃあMIRで使ってみましょう。
ひとまずゲームエンジンは〔Unreal Engine4〕(以下UE4)を選定、選定理由は色々あるけれど、映像目的の検証ならFree版を使えるのが大きい。
<現在格闘中、その2>
 
 
 
 
 
 
MIRからの報告書|ファイル001【2017.07.31.】
MIR実験で実際に短尺映像作ってみたい、との呼びかけを行ったところ、社内スタッフに多数参加して頂けました。
監督・シナリオライター・デザイナー、全てサンジゲンスタッフのみ。
MIRがスタッフの才能発掘の場になる事を願っています。
 
 
 
 
 
MIRからの報告書|ファイル002【2017.07.31.】
〔 テストショット公開 〕
(色々なソフトで作成した3Dモデル) (MODOでアニメーション付けしてfbx書き出し) (UE4でマテリアル設定 / ポストエフェクト処理 / シーケンサーからの書き出し) の実験。
UE4でのポスト表現には他社様にも開発のご協力を頂きました。
クオリティ的にはまだまだ、ゲームエンジン使用する上で流れの把握や問題点の洗い出し最中。
〔 最終更新日:2017.07.31. 〕